梅花易数の体用とは何か:体卦と用卦を見分ける

約 2 分 占卜迷指 梅花易数体用内外卦五行

ある人が一つの卦を私に送ってきて、言いました。「用が体を剋している。これはかなり悪いでしょうか」。

私は一言尋ねました。どちらが体ですか。

彼は答えました。先に出てきたほうでしょう。

それは間違いです。

体用とは何か

梅花易数は主に内外卦、体用卦、互変卦および爻辞によって推演します(出典 1)。そのうち体用は最も基礎的な一対の座標です。

体卦は、求測者自身の側を指します。つまり「私」「私たち」「私たちの側」です。

用卦は、問うた事の側を指します。相手、外部の条件、事柄そのものです。

一対の座標が定まってはじめて、五行の生剋に方向が生まれます。体が用を生む、用が体を生む、体が用を剋する、用が体を剋するという四つの方向は、まったく異なる状況を語っています。

体用を間違えると、卦全体がだめになる

生剋の方向がすべて逆になるからです。

用が体を剋する(事が人を押して進ませる)のと、体が用を剋する(人が事を押して進ませる)のは、卦の面では同じ関係ですが、現実には二つの異なる状況です。体用を間違えるのは、ハンドルを逆向きに付けるようなものです。

私が見てきた間違いにはたいてい二種類あります。一つは、先に現れた卦を体とするもの。二つは、「自分が気にしているほう」を体とするものです。体用の判定は順序ではなく、どちらを気にしているかでもなく、あなたが問うているのがどちらの側かで決まります。

ですから繰り返しになりますが、立卦の前に問いを明確に書けば、体用もそれに従って明確になります。

体用を読むときの三つの注意

一、体用は善し悪しではありません。用が体を生むからといって、よいことばかりとは限りません。それはこの事があなたを前に押している、あなたが受け止めなければならないという意味かもしれません。用が体を剋するからといっても、悪いことばかりとは限りません。むしろ、抵抗が現れるべき場所に現れたという意味であることのほうが多いです。

二、互卦と変卦を見ます。梅花易数の完全な読み方では、互卦と変卦も見ます(出典 1)。体用の二つの卦だけを切り取るのは、冒頭だけを見るのと同じです。

三、爻辞を飛ばさないことです。梅花易数は今も『易経』の卦爻辞を根拠の一つとしています(出典 2)。爻辞はこの体系と古代のテキストをつなぐ接点です。

猫に倒されたコップ

私が最も印象に残っているのは、友人にある小さな事柄を占ってみたときのことです。彼女がちょうど退職すべきかどうかを問い終えたところで、机の上のコップが猫に倒されました。彼女はその出来事を外応として書き留めました。

体用を定め終えると、用が体を生じていました。私は彼女に「退職すべき」とも「留まるべき」とも言いませんでした。それは卦が答えられる問いではないからです。私は一言だけ言いました。この事はあなたを押し動かすのであって、あなたが押し動かすのではない、と。

三か月後、彼女は自分から退職しました。彼女があのときの卦を話すときに覚えていたのは、結論ではなく、「押し動かす」という五文字の言葉でした。

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出典

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