ある気象現象に神の名がついた:El Niño
「エルニーニョ」という名を直訳すると「小さな男の子」、つまり「幼子イエス」を指す。ペルーの漁師がクリスマスの前後に海水が暖かくなることに気づき、この名を与えた。この記事は、なぜ私たちが見えないものに名前をつけ、気性をもった存在として扱うのかを書く。
「エルニーニョ」という名を直訳すると「小さな男の子」、つまり「幼子イエス」を指す。ペルーの漁師がクリスマスの前後に海水が暖かくなることに気づき、この名を与えた。この記事は、なぜ私たちが見えないものに名前をつけ、気性をもった存在として扱うのかを書く。
ここ数日、太平洋では同時に動きがある。北西太平洋で日本が注目しているのは「台風第 25 号(DUJUAN、ドゥージェン)」、東太平洋ではハリケーン「Polo」。片方は番号だけ、もう片方は人名をそのまま与える——この記事は風に名前をつけるということを、そして名前が民俗のなかで決して小さな事柄ではない理由を書く。