四化とは何か:化禄・化権・化科・化忌をどう読むか
同じ一枚の紫微斗数の盤についての二つの解読を読んだことがあります。片方はこの人について「化忌が夫妻宮にあり、感情には波乱が多い」と言い、もう片方は「化忌は注意をここに釘づけにするだけで、かえってこの事に多くの力を注ぐ」と言っていました。
同じ一つの盤に、二通りの言葉が並びます。違いは四化の読み方にあります。
四化とは何か
四化とは四つの「化星」を指します。化禄・化権・化科・化忌です。
これらはもともとある星曜ではなく、各宮の天干に基づき、十干化曜表によって導き出されるものです(出典 1)。飛星(飛宮)の体系では、むしろ「宮干の飛化」を根本の方法とします。各宮の天干から禄・権・科・忌の四化星を導き、それらの化星が別の宮に落ちたあとに生じる流れを観察します(出典 1)。
ですから四化が読むのは「あるかどうか」ではなく、「どこへ向かうか」です。どの層の関係が強調され、押し出されているかを印づけるものなのです。
四つの化の性格
化禄は資源と獲得に傾きます。お金、機会、人付き合いの情、いずれもこの類です。
化権は主導と強度に傾きます。発言力、統制力、やらなければならないという勢いです。
化科は名分と人に見られることに傾きます。評価、資格、評判です。
化忌は気がかりと消耗に傾きます。繰り返し考える、手放せない、多くの心力を注がなければならない状態です。
最後の一つに注意してください。化忌の「忌」は禁忌の忌ではなく、不運という意味でもありません。むしろ「注意がこの場所に釘づけになる」ことに近いです。化忌がどこにあるかは、その人が最も気にかけ、最も繰り返し傷つきやすい場所であることが多いです。これは悪い話には聞こえないかもしれませんが、実際のところ楽ではありません。
四化を読む順序
第一歩は、化星がどの宮に落ちるかを見ることです。落ちる先が、仕事なのか、関係なのか、それともからだなのかを決めます。
第二歩は、その宮にある星を見ることです。同じ化禄でも、落ちる星が違えば現れ方はまったく変わります。
第三歩は、対宮や三方との呼応を見ることです(出典 1)。
三合の系統と飛星の系統では、四化の使い方にかなりの違いがあります。前者は化星と本来の局の格局との組み合わせを重んじ、後者は宮と宮のあいだの飛化の流れをより強調します(出典 1)。二つの解読が食い違っているのを見たなら、たいていは誰かが計算を間違えたのではなく、二人が使っている方法が違うのです。
二つの注意
一つ目は、四化を吉凶のラベルにしないことです。化禄は「お金がある」ではなく、化忌は「問題が起きる」ではありません。
二つ目は、一つの化星だけを見ないことです。四つの化は同時に存在し、それらの組み合わせにこそ情報量があります。一つだけ取り出して語れば、ほとんどどんな結論でも筋を通せてしまいます。
今は盤を受け取ると、まず四つの化が落ちる先を色ペンで囲み、それからそれらが互いに一本の線をなしているかを見ます。多くの場合、その線が指しているのは、この人がここ数年繰り返し経験している事柄です。
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出典
- 『紫微斗数』ウィキペディア項目(四化と推算法の流派の節を含む):https://zh.wikipedia.org/zh-cn/紫微斗数 (2026年9月19日参照)
- サイト内の方法ページ:紫微斗数:https://zhanbumizhi.top/ja/methods/ziwei (2026年9月19日参照)