流年の運勢はどう見るのか:十二支はあくまで第一層

約 2 分 占卜迷指 十二支流年本命年地支

毎年、立冬の前後になると、似たようなメッセージが届きます。来年は自分の十二支が X で、運勢はどうですか、というものです。

私はこの手の質問に答えたことがありません。答えにくいからではなく、その聞き方では情報が四分の三足りないからです。

十二支の運勢はどう算出するのか

十二支は、十二の動物と十二の地支が一対一で対応する仕組みです(出典 1)。

いわゆる十二支の流年の運勢は、生まれた年の地支と、その年の地支との関係を使います。同じ年を本命年、相対して冲の位置にあるものを相冲といいます。

地支の間の関係は相冲だけではありません。六合もあります。子丑・寅亥・卯戌・辰酉・巳申・午未です。さらに三合局があり、たとえば申子辰が合わさって水局、巳酉丑が合わさって金局になります(出典 2)。

ですから厳密に言えば、「自分がどの十二支で、来年はどうか」という問いから出せるのは、方向を示すヒントだけです。合か冲か、ただそれだけです。

なぜそれが第一層にすぎないのか

人の盤には四柱があるからです。年柱・月柱・日柱・時柱です(出典 3)。年支は八つの字のうちの一つにすぎません。

十二支で流年を見るのは、八つの字のうちの一つで一年全体を見るのと同じです。その分解能は十二分の一です。

では役に立たないのか。いいえ、第一層のふるいとしては役に立ちます。もしあなたの年支がその年の地支と冲の関係にあるなら、少なくともその年は普段より「押される」場面が多くなると予想できます。

流年を読む三つの順序

一、まず関係を見て、それから吉凶を見ます。合と冲が示すのは関係の型です。合は粘ること、集まること。冲は動くこと、散ること。それ自体はよい悪いを担いません。

二、四柱のどの柱に落ちるかを見ます。同じ年支の冲でも、冲となるのが年柱か日柱かで、対応する人事の段階が違います。

三、最後に具体的な事柄を見ます。流年に向く問い方は「来年は長期契約を結ぶのに向いていますか」「この半年は引っ越しに向いていますか」であって、「来年はよい年ですか」ではありません。

私がよく話す例

ある読者が三年続けて本命年に「今年はよくないでしょうか」と尋ねてきました。四年目に、彼女は聞き方を変えました。今年、あの資格を取る試験を受けに行くべきでしょうか、と。

私は占わず、一つだけ聞き返しました。どのくらい準備したのですか、と。

彼女は二年だと言いました。

では受けに行きなさい、と私は言いました。

彼女は合格しました。その年の彼女の十二支の運勢は、ネットに書かれているどれもよいものではありませんでした。それでも、あの資格は彼女自身のものでした。

十二支の運勢は第一層として使えますが、この事が成るかどうかを決めるのは、たいていそのためにどれだけ準備したかです。

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出典

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