本命年は結局気にするべきか:太歳と十二年の巡り

約 2 分 占卜迷指 十二支本命年太歳流年

おばが赤い下着を送ってくるようになったのは、私がまだ小さいころからです。

私の十二支の年にあたる年になると、宅配便が届きます。おばはその理由を一度も言いませんでした。

本命年とはどの年か

十二支は、十二の動物と十二の地支の組み合わせです。鼠・牛・虎・兎・竜・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪が、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥に対応します(出典 1)。

自分の十二支がその年の十二支と同じ年を、本命年と呼びます。十二の地支が一巡するので、本命年は十二年ごとです。

太歳とは何か

民俗では、本命年は「太歳を犯す」と言います。この太歳は、空から適当に取ってきた名前ではありません。

伝統的に、太歳は歳星と関わります。『欽定協紀辨方書』巻三には「太歳者、歳星也」とあり、太歳は地を、天上の歳星はそれに応じて運行するとされます。したがって太歳は歳星(木星)に対応します(出典 2)。

ただし、もう一層あります。木星の公転の向きは、中国の伝統的な紀年の向きとちょうど逆です。この向きの矛盾を解くため、古人は逆向きの「太歳」を仮想して歳星に対応させ、さらに干支の暦法を組み合わせました。一甲子は六十年ですから、太歳は全部で六十の名を持ちます(出典 2)。

言い換えれば、太歳はつくられた「紀年の相棒」です。本来は暦法の問題を解決するためのものでした。

赤いものと、さまざまなならわし

赤い帯、赤い下着、赤い靴下。これらは民俗の層のならわしです。共通する特徴は、費用が低く、実行でき、儀式感があり、そしてほとんどが無害であることです。

ただし、はっきりさせておきたいことが二つあります。

一、民俗と命理は別の体系です。本命年は民俗の層では重く見られますが、命理の体系全体のなかでは、流年の情報の一層にすぎません。人の四柱には年・月・日・時があり、年支だけを見るのは、四分の一だけを見るのと同じです。

二、リスクの注意書きとして扱うべきではありません。「本命年」を理由に転職を先延ばしにし、遠出をためらい、契約に署名できなくなった人を見たことがあります。先延ばし自体に費用がかかり、その利益は測れません。

私自身のやり方

私は赤い下着を素直に受け取り、素直に着ます。おばが送ってきたものは、着ていれば言うことを聞いていることになります。

やるべきことは一つも減りませんでした。転職した年は確かに本命年で、契約も引っ越しも面接もその年でした。今振り返ると、あれはここ十年で最もよい一年でした。

では本命年は結局大事なのか。私の答えは、民俗の上では大事、行動の上では大事ではない、というものです。赤い下着は着る、やることはやる。それだけです。

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出典

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